前々から行きたいと思っていた大阪の中之島美術館で行われている歌川国芳展。
前期展示が1月19日までなので行ってきました!
電車でのアクセス
- Osaka Metro 四つ橋線 肥後橋駅(4番出口)より西へ徒歩約10分
- Osaka Metro 御堂筋線 淀屋橋駅(7番出口)より土佐堀川を越え西へ徒歩約15分
- 京阪電車 中之島線 渡辺橋駅(2番出口)より南西へ徒歩約5分
- 京阪電車 淀屋橋駅(7番出口)より土佐堀川を越え西へ徒歩約15分
- JR 大阪環状線 福島駅・東西線 新福島駅(2番出口)より南へ徒歩約10分
- JR 大阪駅より南西へ徒歩約20分
- 阪神電車 大阪駅より南西へ徒歩約20分
- 阪神電車 大阪梅田駅より南西へ徒歩約15分
- 阪急電車 大阪梅田駅より南西へ徒歩約20分
京阪電車の渡辺橋駅からが1番近いです。
私はOsaka Metroの四つ橋線から歩きました。
すごい勘違いをしていて、国立国際美術館と中之島美術館が同じものだと思っていました…。
混雑状況
平日の1月10日(金)10時オープン少し前に到着しました。
その時点で居た人数は20人くらいでした。
2時間かけて展示を観てまわりましたが、その間中ずっと混雑することはなく、作品の前で一人で観れることが多かったです。
昨年、奈良国立博物館で行われた「空海展」に行きましたが、大混雑だった「空海展」に比べたら凄くゆったり観れました。
2階の南入口にチケットカウンターがあります。
猫のオブジェ
入口。テンションが上がります。
かっこいいタペストリー。
チケット情報
割引
- 障がい者手帳割引(介護者1名を含む)…当日料金の半額になり900円です(証明書がいります)。2階のチケットカウンターの発券機の列ではない、係員さんがいるカウンターで申し出ます。事前予約は不要です。
- 20名以上で団体割引1,600円(事前に開館時間・料金・団体受付ページから申し込み要)
- 学校団体は4週間前までに学校団体見学のご案内から申込み要。
- ※大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要
ペアチケット(前売りのみ:販売期間2024年10月22日〜12月20日)
2枚セットで2,800円です。一人当たり1,400円で入れます。
一般当日観覧券が1,800円なので一人当たり400円もお得になります。
オリジナルトートバッグ付きチケット(前売りのみ:販売期間2024年10月22日〜12月20日)
お値段3,200円です。
トートバックはおそらくグッズ売り場で交換してもらえると思われます。(そのような案内が貼り出してありました。)
音声ガイド
声優の花江夏樹さん(「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役)と釘宮理恵さん(「銀魂」の神楽役)のナレーションです。
650円で借りれます。
小銭で支払いをしたら「ありがとうございます。助かります。」と言われたので、小さいお金があったほうがいいかもです。
音声ガイドのリスト
55 | [はじめに] |
1 | [通俗水滸伝シリーズ]短冥次郎阮小吾 ほか |
2 | [国芳もやうシリーズ]野晒悟助 ほか |
3 | 坂田怪童丸 |
4 | 相馬の古内裏 |
5 | 吉野山合戦 |
6 | [大首絵シリーズ]五代目市川海老蔵の毛剃丸右衛門 |
7 | 日本駄右エ門猫之古事 |
8 | 暑中の夕立 |
9 | [鏡面シリーズ]猫と遊ぶ娘 |
10 | [国芳の肉筆画] |
50 | 【番外編】国芳と猫 |
11 | 東都名所 佃嶋/かすみが関 |
12 | 忠臣蔵十一段目夜討之図 |
13 | 東西大関俳優 歌川国芳・三代目歌川豊国・梅素亭玄魚合筆 |
14 | 鼠よけの猫 |
15 | きん魚づくし ぼんぼん |
16 | 流行猫の変化 |
17 | 其まゝ地口 猫飼好五十三疋 |
18 | みかけハこハゐがとんだいゝ人だ |
19 | 白面笑壁のむだ書 |
20 | 竹沢藤次曲独楽 お岩稲荷 |
21 | 国芳死絵 落合芳幾画 |
グッズ
図録
リーバーシブル表紙で3,200円です。全出品作品掲載。
コデックス装、サイズはA4変形、324ページです。
猫飼好五十三疋アクリルチャーム
550円(税込み)です。
全部で55種あります。
サイズ感。
裏側。
ふんわり手ぬぐい
770円(税込み)です。
8種類くらい種類がありました。
株式会社山本仁商店さんの商品です。
全体図。
なぜか携帯のカメラがスキャンしようとするので写真が青みがかっていますが白色です。
A4クリアファイル
550円(税込み)です。
4種類くらいありました。
猫飼好五十三疋ver.
裏は透明になっていて、紙を入れたら模様が見えるというおしゃれ仕様です。
ほかにもリバーシブル巾着などめっちゃかわいい商品がたくさんありました。
感想
浮世絵師ってたくさんいて、だれがだれかあまり分かっていない状態で訪問しました。
国芳さんはたくさん猫を飼っていて、一匹でもいなくなると家族と弟子総出で探させたエピソードとか、人となりが分かるとファンになってしまいます。
政府が役者絵を禁止したときに、それならと書いた漫画のような役者イラストとか面白かったです。
(アーティスト魂を感じます。)
雨でかすむ景色を黒で表現したり、坂の傾斜をうまく表現されたりしていて、たくさん見どころがありました。
展示の最後に版画の原板が置いてありましたが、彫師と摺師の技術にも感動です。
あんなに細かい絵を再現できるなんてすごい!
前期と後期では作品ががらっと入れ替わるようなので、後期展示が始まればまた訪問したいと思います。楽しみ。
前期展示と後期展示の作品は、公式ホームページの一番下のリンク「作品リストはこちら」から確認できます。
後期展示は1月21日からです。