亡くなる間際の後悔
歳を取ったせいか、暇なせいか、タイトルの件についてたまに考えることがある。
先人の記録が残っているはずなので調べてみた。
センチュリー21さんがブロニー・ウェア著『死ぬ瞬間の5つの後悔』書籍かを要約したものがあった。
人生の後悔TOP5
1.自分に正直な人生を生きればよかった自分に正直に生きることは難しいものです。
本書で紹介されている患者の1人は、夫の暴力に耐え続けて、自分も病気にかかったことを後悔しています。この事例は、自分の人生を台無しにしてまで劣悪な環境に耐える必要はないことを教えてくれます。
「今の状況から脱したい」と信頼できる人に、自分の気持ちを正直に伝えてアドバイスを受けることも1つの方法です。2.働きすぎなければよかった
働きすぎは過労死を招くだけでなく精神的にも追い込まれ、自分で命を絶つ事態を招くケースもあります。
働きすぎなければよかったというのは、人生の後悔の典型例といえるでしょう。高齢で動けなくなってから「もっと家族との時間を作れば良かった」と後悔しても遅いのです。
働いているうちから、後悔しないような生活を送りましょう。
3.思い切って自分の気持ちを伝えればよかった本書では家族に自分の気持ちを伝えてこなかった患者の後悔する気持ちが紹介されています。
私たちも家族だけでなく、友人・知人などにも伝えていない自分の気持ちがあるでしょう。死期が近づいたときに後悔することを考えたら、
まだ元気なうちに相手を訪ねて、気持ちを伝えることが必要であることを教えられます。
4.友人と連絡を取り続ければよかった誰しも疎遠になっている友人・知人が何人かはいるでしょう。
何年、何十年も会っていなければ、再会へ踏み出すことに尻込みするかもしれません。
「友人に謝罪していないことがある」「学生時代あれだけ仲が良かったのに交流が途絶えてしまった」など、
再会したい理由はさまざまです。しかし、連絡をすれば意外と喜んでくれる可能性もあります。
気になる友人・知人がいたら、高齢になって後悔するより連絡をとってみたほうが良いことは確かでしょう。
5.幸せをあきらめなければよかった本書には自分は幸せになる資格がないと、幸せを諦めた患者が登場します。
しかし、わざわざ幸せを諦めたい人はいないでしょう。
結果的に諦めるケースはあるかもしれませんが、最初から幸せになる資格がない人などいないのです。
「結婚に失敗した」「就職に失敗した」など、躓いた理由は人それぞれですが、
幸せを諦めずに第2の人生を歩んでいければ、過去の苦難も良い経験へと変わるかもしれません。
外国の方の書いた本なので別の参考に日本の調査も調べてみる。
高齢になってからの後悔
うぇるねすさんがまとめた「80代で後悔すること」。
- 勉強し続けなかったこと
- やりたいことに挑戦しなかったこと
- 周りの目を気にし過ぎたこと
- 健康に気を配らなかったこと
- 家族を大切にしなかったこと
- 自分の気持ちを素直に伝えられなかったこと
- 友人と疎遠になってしまったこと
- 旅行できなかったこと
- 定年で仕事をやめたこと
参考は総務省統計局の「統計からみた我が国の高齢者」を利用されています。
まず日本国内のことから自分に置き換えて考えてみる。
ウェアさんの著作は亡くなる直前の方の意見なので少し違いがあると思われる。
自分に置き換えて時間をとって考えてみようと思う。