山頂でカップラーメンを食べている時に、近くで大きい声の男性が喋っていたので、必然的にその人の話をずーっと聞きながら昼ごはんを食べることになった。
究極の陰キャ集団であるうちの兄弟達は食事の時に会話することなどほぼないのだ。
大きい声の男性「どうしようと思いながら、アーキのウェア買っちゃったよ。」
「15万。」
「やっぱり質はいいよ。やっぱりいいの買わないと。」
何か胸がモヤモヤする。
ほぼ全身モンベルの私は思った。
すると大きい声の男性のツレの男性が、
「でも値段と性能が釣り合ってなくないですか?」
と。
コスパとしては余り良くないということを丁寧に返答していた。
うまい返答だなあ、と思いこれからこの言葉を使わせてもらおうと思ったのだった。