いろいろな方がほかの方の遭難記録から学ぶことがあるので必ず読んでおいた方がよい、とおっしゃっている。
ずっと読まなければと思っていた羽根田治さんの『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』を再度読み始めた。
1か月くらい前に図書館の蔵書にあることに気づいて、借りたのだが恐怖に打ち勝てずに10ページくらい読んでそれ以上読めずにいた。
最近ヤマレコ社長のyoutubeで勉強していたら、やはり遭難記録を読むことの大切さをおっしゃっていたので再度読み始めている。
まとやんさん(ヤマレコ社長のニックネーム)がメンタル弱いかた(実際には「感受性が強い方」と言っていた)は気を付けて読んでください、と丁寧に解説されていた。
遭難事故は2009年の7月13日から17日にかけてのツアーで起こった。
当時学生だった私は、遭難事故からしばらくしてテレビのドキュメンタリーで遭難について放送されていたのを観て、しばらく電気を消して寝れなくなった記憶がある。
今事故の起こる日の朝の出発のところまで読んでいったん休憩している。
本の中に「男性が足がもつれて何度も転んだ」と記載があり、メンバーの多くが60歳を超えた初老の方ばかりなので、同じく初老の父と登山していたことを思いだして、胸がすごく痛い。
ここまで読んで新しく学んだのは、雨合羽のしたにゲイターを付けなければいけない、ということだ。
登山2日目に靴の中まで濡れてしまった方が多くいたらしい。
今年燕岳の下山時に土砂降りにあったが(道が川のようになっていた)、防水した革靴とカッパの長ズボンで全く濡れなかったためゲイターをカッパの外につけるのか、中につけるのか調べてみた。
好日山荘さんのブログにゲイターは中につけるものと書いてあった。なるほど!
ただ私が持っているゲイターはどちらも父のおさがりなので防水機能は皆無だと思われる…。
新しく買おう。
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